モダンリビング・コラム
下田結花の
「心地よさのつくり方」

撮影/下村康典

子供部屋は「色」で、楽しく!

 最近では、小学生までの子供の勉強はダイニングテーブルで、という方が増えています。そのため、ダイニングテーブルはより大きくなり、木の天板の手触りの良い素材が好まれる傾向にあります。

 では、子供部屋はどうなっているのでしょう。ベッド、プラスα程度の限られたスペース。先のことを考えてデスクは入っていても、余分なスペースはほとんどない、ということが多いよう。その分、リビングやダイニングを広く、という考え方。限られたスペースですから、優先順位は大事ですよね。とはいえ、子供部屋は、ベッドとデスク、造り付けの収納だけの、そっけない部屋でいいのでしょうか。

 イギリスに取材に行ったとき、印象的だったのは、子供部屋の「色」でした。その子の好きなもの、自分の色というのがはっきりあって、親もそれを尊重し、それで部屋を彩っていたのです。おままごとの好きな女の子のピンクの部屋、サッカー男子のグリーンの部屋、、、。小物やラグ、ベッドカバーやクッションなどに、ポイントカラーを配していて、個性と、愛情に溢れていました。

 小さなスペースであっても、子供が好きな色や小物で、子供部屋を明るく、楽しい雰囲気にしてみましょう。他の部屋はシックでモダンでも、子供部屋だけは別。思いっきりカラフルで構いません。子供たちが自分の部屋を自慢に思って大切にするーー整理整頓の気持ちを育てるためにも、子供部屋のインテリアは、とても大切だと思います。

下田結花(モダンリビング・パブリッシャー)