憧れの暮らしを実現する ワンランクアップの『住まい』の作り方
極上のリラックス空間を作るこだわりのバスルーム
現代人にとって浴室は単に身体を洗う場所というだけでなく、明日への活力を生むリラックスのための空間です。毎日のお風呂の時間が待ちきれないほど楽しみになる、そんな家づくりのコツをご紹介します。
【1】浴室は我が家で一番贅沢な時間が過ごせる場所
皆さんは何のためにお風呂に入りますか?入浴に関するアンケート(※)によると、「あなたにとってバスタイムとは?」という質問に対し、7割以上の人が「ストレス解消、リフレッシュタイム」と答えています。また同アンケートによると、9割近くの人が「お風呂が好き」と回答しているなど、日本人にとって入浴は、身体をキレイにするだけでなく、毎日の疲れを癒し、明日への活力を生み出す大切な時間であることがわかります。
眠る前にゆったりとお湯に浸かれば幸せな気持ちで一日を終えることができますし、休日には明るい時間からお風呂を楽しむのも良いですね。飲み物と本を持ち込んでのんびり過ごすも良し、音楽や映画を楽しむも良し、お肌のお手入れをするも良し。とても贅沢な時間が過ごせます。
こんな風に心豊かに幸せな時間を過ごせるのは、家の中でも浴室が一番かもしれません。今回は、浴室を極上のリラックス空間にしつらえる家づくりのコツをご紹介します。
【2】広さと開放感、上質な設備を取り入れれば毎日がリゾート気分
リゾートホテルのような心からリラックスできる浴室を作るコツは広さと開放感、そして設備選びにあります。ひと昔前の浴室は、身体を洗うことを目的とした場所でしたので、0.75坪(内部の有効寸法で約1.2 m×1.6m)程度の広さでも足りていました。しかし現在ではもっとゆったり入りたい、リラックスしたいという要望が増え、1.25坪(内部の有効寸法で約1.6m×2.1m)以上の広さを持つ浴室が増えています。
面積が広くなれば、その分大きなサイズの浴槽を設置することができますので、足を延ばしてのびのびとお湯に浸かることができます。また洗い場も広くなるので、子供たちと一緒に入る時にもゆとりが生まれ、楽しい親子のコミュニケーションの場になります。
ゆったりとした時間を過ごすためには、浴室から見える風景にもこだわりたいものです。大きな窓を設けて外の景色を眺められるようにしておけば、開放感あふれるリゾートホテルのような空間になります。浴室を2階に設置するのも良いですね。2階は外部からの視線が入りにくいので、窓を大きくしても安心感があります。1階に作る場合には、庭に向けて視線が広がるよう計画すると良いでしょう。
浴室内に上質な設備を取り入れると、更にお風呂の時間は充実します。マッサージ機能を持つ気泡浴槽はもとより、最近では肩湯が楽しめる浴槽もあります。シャワー派の方はシャワーシステムにもこだわりましょう。頭の上から全身を包み込むように降り注ぐレインシャワーを取り付ければ、まさにリゾート気分。身体に勢いよく吹き付けるボディシャワーや、スパイラルな水流で身体をマッサージしてくれるシャワーもあり、爽快なシャワータイムが過ごせます。
他にも、浴室にプロジェクターをつけて映画を楽しんだり、サラウンドシステムをセットして音響ルームにしたり。ミストサウナの設備を設置すればお肌のお手入れも楽しみになりますね。毎日のお風呂の時間が幸せになる浴室づくりを考えてみてください。
駒沢公園ハウジングギャラリーのモデルハウスのバスルームはこちらからご覧いただけます。
【3】バスコートでお風呂上りに夕涼みを楽しむ
お風呂上りに外の空気を吸いながら夕涼み、まさにリゾートでの楽しみです。我が家にもバスコートを作ればそんな夢のような暮らしが叶います。バスコートとは、浴室に隣接させた小さなアウトドア空間のことで、浴室から掃き出し窓で直接出ることができるように作ります。
バスコートがあれば、お風呂上りに火照った身体を気持ちの良い風の中で冷ましたり、椅子に座って冷たいビールを楽しんだりもできます。考えただけでもわくわくしてきます。
駒沢公園ハウジングギャラリーには、そんなこだわりの浴室を実現するための住まいづくりのヒントがたくさんあります。ぜひ体感してみてください。
駒沢公園ハウジングギャラリーのモデルハウスはこちらからご覧いただけます。
気になるモデルハウスがございましたら、ぜひご来場いただき素晴らしいしつらえの実物をご覧ください。
監修・情報提供:尾間 紫
(住宅・リフォームコンサルタント/一級建築士/インテリアプランナー/インテリアコーディネーター) 一級建築士事務所 OfficeYuu 代表。
生活情報サイトAll Aboutリフォームのオフィシャルガイドとして業者選びからプランの立て方など実践的ノウハウを発信。テレビや雑誌、新聞掲載、講演などで活躍している。
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