最新の賃貸併用住宅は間取りに工夫を！少し広めもポイント

【１】 ニューノーマルで求められる間取りに変化

コロナ禍で人々の意識や生活スタイルが変わり、求められる家のカタチに変化が起きています。

例えば、家で過ごす時間がより豊かになるようなキッチンや浴室、家族と一緒に居ながらもそれぞれが快適に過ごせるリビング、また趣味を楽しむスペースの工夫などもあれば更に毎日が楽しくなることでしょう。

加えてテレワークの普及により、集中して仕事ができるスペースが欲しいと考えている人も少なくありません。

分譲住宅や分譲マンションでも、このような最新のニーズを反映した家が既に登場していて、注目をされています。また賃貸住宅では、面積の小さい住宅の着工が減少し、面積が大きい住宅の着工が増加（※）するなど、より広い家へのニーズが高まっている傾向が見られます。

※規模別貸家着工戸数/マンスリー・トピックス（最近の経済指標の背景解説）貸家建設の動向についてより

入居者に好まれ、また満足度を上げて長く住んでもらうためには、このようなニューノーマルな時代の変化を捉え、住む人の生活スタイルに合った間取りや広さを検討し提供することが欠かせないこととなっています。

【２】キッチンや浴室の重要性がより高く、プラスαの間取りも

ニューノーマルな時代に、入居者に好まれる賃貸併用住宅にするために、押さえておきたい間取りのポイントを3つご紹介しましょう。

✔1つめはキッチンです。家で食事をする機会が増えたことで存在感が更に増し、より広く明るい空間が求められるようになっています。

ファミリー向けの場合は、家族で一緒に炊事ができるよう面積を広めに確保し、またニューノーマルで売れ行きが急増した家電類の置き場所にも配慮をすると、魅力的な住まいになります。

単身者向け賃貸住宅の場合も、家で炊事がしやすいように工夫をしておくことが必要です。以前のような最小限のキッチンでは家で料理をするのは困難です。

コンパクトなキッチンでもコンロは2口、シンクとの間に調理スペースを設け、吊戸棚や足元の収納にも配慮をしましょう。キッチンの近くにカウンターを設けておけば、省スペースで食事や仕事ができるようになります。

✔2つめは浴室です。ニューノーマルで浴室をリラグゼーションの場として考える人が増えています。

入浴に関するアンケート調査（※）によると、ニューノーマルで5人に1人が入浴時間が増えたと回答。よりゆっくりとお風呂に入る生活スタイルが広まっていることが分かります。そうなれば、浴室の面積にもゆとりがあるほうが、入居者により好まれやすくなることでしょう。

※ニューノーマルが定着した2020年冬における入浴についてアンケート調査/株式会社ドクターシーラボ

✔3つめはプライベートな空間です。家で趣味を楽しんだり、仕事をしたり、家は寝るだけでなく仕事場として、また余暇を過ごす場として求められるようになっています。

独立した書斎でなくても、リビングの一角に小さなデスクカウンターを設置するなど、プラスαの間取りを意識しておくと、入居者が自分たちのこれからの暮らしをイメージしやすくなることでしょう。

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【３】入居者に選ばれる魅力ある賃貸住宅を目指す

入居者に選ばれる賃貸住宅にするためには、住む人にとって魅力的な住まいであることが必要です。

ニューノーマルにおける生活者の意識調査（※）によると、在宅時間の増加で増えた行為の1位が家事全般、2位が換気回数、3位が趣味・娯楽、4位が運動でした。
※生活者意識調査/パナソニックホームズ株式会社

趣味に本気で取り組める空間、例えば音楽やカラオケのための防音室や、手芸や工芸に集中できるコーナー、ロードバイクが置ける広い玄関土間などを計画に織り込むことで、ピンポイントなニーズを満たす魅力ある住まいとなり、差別化にも繋がっていくことでしょう。

ニューノーマルで求められるようになったのは、より質の高い暮らしが実現できる家です。駒沢公園ハウジングギャラリーのモデルハウスにはさまざまな賃貸併用住宅があり、その質の高さを実際に見て体験することができます。家づくりの参考に、ぜひお出かけくださいね。

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